羅漢さま・河童

羅漢さま

仏教において、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことを阿羅漢といい、略称して羅漢(らかん)ともいいます。 語源は、サンスクリット語に由来していると言われています。 元々、インドの宗教一般で「尊敬されるべき修行者」をこのように呼び、初期仏教では、修行者の到達し得る最高位をこのように呼んだということです。 仏陀に常に付き添った弟子が500人と言われ、仏滅後の結集(けつじゅう、仏典編集)に集まった弟子を「五百羅漢」と称して尊崇・敬愛することも盛んにおこなわれてきました。

當山では、一人の作家による500体羅漢さまをめざしておりましたが 2022年に500体羅漢になりました。

河 童(かっぱ)

河童のルーツは中国黄河の上流とされ、古名を「水虎(すいこ)」又は「河泊〈かはく)」とも呼ばれていました。この言葉が日本に入ってくると、「河童(かっぱ)」と呼ばれるようになったと言われています。河童は水の精霊で川の神、水の神として色々な信仰を受けています。このことから水神様の雫から生まれたとも言われます。

以前は當山に水のわき出る所があり、お寺の名前も「清流山常泉寺」といい、大変水に御縁のあることから、河童さまを祀っています。境内には大小合わせて約300体以上の河童さまがおります。
主なものとして

河童七福神


「星下独酌」(満点の星の下で独酌するか河童さま)

李白の詩「山中対酌」にあります。
山中で向かい合って酒を呑んでいると、山の花が開く。
一杯一杯また一杯
私は酔って眠たくなってきた。君、しばらく帰ってくれ。
明日の朝気が向いたら琴を抱いて来ておくれ。