第87回国風盆栽展にて国風賞をいただきました


銘   《明月》 

                    命名されたのは、鈴木佐市翁です。

双幹銘樹として継承されて来たこの黒松ですが、第51回国風展での勇姿を最後に、それから2年後に子幹がかれて 単幹としての新たな継承の途をやむなくされましたが、第75回銘風展で単幹銘樹としての勇姿をこの黒松は見せてくれました。
この樹の持ち味である、幹の古さとジン芸の自然味をそのまま引き継ぐ立ち上がりは、双幹時代の姿に勝るとも劣らぬ見どころとして 継承されてきました。
今、この樹を継承し、国風賞を受賞したことを大変名誉なこと思います。